Eメールマーケティングで売上を100倍伸ばす方法


CRM、パーミション・マーケティングなどなど、e-ビジネスにおける新コンセプトが次々と登場している。ちまたにあふれているビジネス書を読めば、Eメールがこれからのビジネスに有用なツールだということはわかるが、実際のところEメールを使って何をしたらいいのかわからない、という人におすすめなのが本書だ。



成功例からメール配信の基盤作り、そしてメールのライティング術までを、豊富な図解を交えて解説している。特に図解は、ほぼ1ページおきに登場。解説が一目でわかる仕組みになっており、インパクトの強いビジュアルはパワーポイントを使ったプレゼンテーションを受けている気分になる。
そもそも、なぜEメールが注目を集めているのか?それはWebが「待ち受け型」なのに対し、メールは「お届け型」という特性を持っているからである。本書では、だからこそ注意しなければならない配信のタイミングや見せ方、エチケットまでを細かく解説。さらに既存のテレマーケティングやDMと組み合わせた手法も提示している。
Eメールマーケティングとは、一見客や浮気がちな客を優良顧客に育成していく方法である、というのが著者の見解である。ある顧客の興味の方向はわかっているのだが、それだけを個々にカスタマイズして提供することはできない。こうした「あと一押し」のサービスを可能にするのが、Eメールマーケティングの真髄なのだ。
本書の中に、Eメール重視は日本特有のインターネット文化だと説くコラムがある。通信料金が高いため、Webには行かずにメールを一気にダウンロードし、回線を切断した後、じっくり読む人が多いのだという。
こんなわけで、今やビジネスにおいて非常に重要なツールとなったEメール。本書を読めば、その有効性や効果的な使い方、また、新しいビジネスへのヒントが見えてくるだろう。