1999年に米国CTIでコーチングの学習を開始
わたくし西田徹がコーチングを学び始めたのは1999年のことです。きっかけは老舗コーチ養成機関であるCTIを日本に導入された榎本英剛さんとリクルートの同期入社で親しくさせて頂いたことです。彼は日本人として最初にCPCC(CTIが発行するコーチ資格)を取得されていたのですが、コーチングを教える資格はお持ちではありませんでした。
榎本氏いわく「西やんの英語力だったら、サンフランシスコのCTIに行って、CCCという基礎コースを受けてみたら?」ということだったので、行ってみることにしたのです。それが1999年。後にお亡くなりになるローラさん(CTI創設メンバーのおひとり)に直接師事することができました。私の気持ちをずばり言い当てられて、ある種のサイキックだったようにも感じます。
ちなみに、始めて学ぶコーチングをしかも外国語(英語)で行うのは、結構苦戦しました。仕方がなく
「それで次に何が起きたの?」
「その時どう感じたの?」
「その時、どうしたかった?」
「今、どんな気持ち?」
といった簡単なフレーズのオープン質問しか出来なかったのが逆に幸いして、ワークの相手の方から「Toru、お前はグレートコーチだ!」と褒められたのを覚えています(笑)。
その後、榎本氏が開始した日本でのCTIの一期生として、応用コースまで学びました。米国の各地から個性あふれる講師がこられ、大変刺激的でした。ちなみに一期は通訳のつかない英語で行われるというスパルタ的な環境でしたが、後に榎本氏を支えるリーダーが多数輩出された期でもありました。
2019年にプロセスワーク・コーチング(GCI)と出会う
プロセスワーク・コーチングと出会って5年。コーチングという文脈では激動の日々でした。2017年からバランスト・グロース・コンサルティングに役員として参画し、アーノルド・ミンデルのプロセスワークと再会しました。そして、2019年、オーストラリアのGCIと包括提携してセミナーを開催する側の人間として、そして1期の受講生としてプロセスワーク・コーチングにどっぷりとつかりました。基礎、応用、資格コースと最短で終えると共に、第二期からは、GCIのロー・サンドバーグ氏を補佐するサブ講師としても活躍しております。
国際コーチング連盟のプロフェッショナルコーチ資格(PCC)
1999年からコーチングの学習を開始していたので、コーチング実績時間が500時間を余裕で超えていました。そこにGCIの資格コース終了と要件が満たされ、さっそくICFのPCCを取得しました。そして、2025年秋ごろのMCC(マスターコーチ)取得に向けて、日々邁進しております。