メンバーの意見を引き出す


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皆さんの会社でも、一人一人が日々こなさなくてはいけない仕事を多く抱えており、与えられたことを確実にこなしていくことで手一杯になっていることでしょう。そのため、皆さんのチームのメンバーもいかに効率的に日々の仕事をこなしていくかだけを考えていることが多いでのはないでしょうか。

しかし、環境変化が激しい昨今、今までと同じように淡々と決められた仕事をこなしているだけではお客様の要望にこたえられず、他社に負けてしまいかねません。

そのため、リーダーがメンバーに対して、仕事の適切なやり方を指導したり、新しい仕事にチャレンジしていくように一つ一つ指示を出せればよいのですが、実際は、リーダーがチーム内のすべての仕事を把握し、すべてのことについて意思決定ができるわけではありません。リーダーは、メンバーが自ら考えて新しい仕事の進め方を考えるように仕向けていく必要があります。リーダーはメンバーからの質問に対して単に答えを教えるのではなく、メンバーが自分で考えその考えた内容を自ら発言するようにリードしなくてはなりません。

このレッスンでは、メンバーが自ら考え、その意見を発言するようにするために、リーダーがどうメンバーと接するべきなのかを学びます。

このレッスンの課題
1    メンバーの方が顧客に近い
2    どうすれば意見を引き出すことができるか
3    答えを引き出すためのテクニック

Quiz このやりとりの問題点はどこ?
以下はマネージャーのAさんとメンバーのB君のやり取りです。「メンバーの意見を引き出す」という観点から、どこが悪いかを考えてみましょう。

Aさん>「B君、来期の『商品α』の広告について方針だけでも決まったのか?」
B君>「まだ決まっていません。今は、そのために情報を集めているところです。」
Aさん>「おいおい。ちょっと遅いんじゃないか。」
B君>「すみません。でも、なかなか良いアイデアが浮かばなくて・・・。」
Aさん>「そんなに時間はないんだぞ。いつになったら決まるんだ。」
B君>「えー、はい・・・。一応『商品α』は女性の顧客をターゲットにしているので・・・雑誌なんかも・・・」
Aさん>「あぁ、もういいから。それなら“CM”でいこう。それで決まりだ。いいな。」
B君>「・・・・」