弊社のコミュニケーション研修はソーシャルスタイル理論を中核として実施します。
4つのソーシャルスタイルの特徴
●アナリティカル(Analytical)
特徴: 論理的で、事実やデータに基づいた意思決定を行います。慎重で、正確さや詳細を重視し、感情表現は控えめ。
強み: 客観的な分析力、問題解決力。
課題: 決断に時間がかかりすぎる場合がある。
●ドライビング(Driving)
特徴: 結果志向で、迅速な意思決定を行うリーダータイプです。直接的で、効率を重視し、目標達成に集中します。
強み: 決断力、リーダーシップ。
課題: 他者への配慮が欠けることがあり、強引に見えることがある。
●エクスプレッシブ(Expressive)
特徴: 感情豊かで、エネルギッシュに他者とコミュニケーションを取ります。ビジョンや創造性を重視し、周囲を巻き込む力が強いです。
強み: 創造性、影響力、社交性。
課題: 細かい管理や計画を軽視することがあり、実現性に欠ける場合がある。
●エミアブル(Amiable)
特徴: 協調的で、他者との調和や信頼関係を重視します。穏やかで、人間関係を大切にし、支援的です。
強み: 協力的、信頼関係の構築力。
課題: 対立を避けすぎるため、自己主張が弱くなることがある。
自己診断ツールでの自己理解と、他者を判断する基準を学ぶ
受講生は自己診断ツールで自分のタイプを知るとともに、その長所や短所を深く理解します。コミュニケーションをとる相手にも診断ツールを実施してもらえることは稀ですので、自己主張の有無と感情表現の有無から4つのスタイルを判断するスキルを学びます。
同じタイプの受講生でグループになりコミュニケーションの要点を議論
次に同じタイプの受講生が固まって4つのグループを構成します。それぞれのグループにおいて自分たちらしさを深く理解します。
次に自分たち以外の3つのスタイルの人たちとのコミュニケーションにおいて、どう振る舞うべきなのかを討議します。「部下に対して」、「営業場面での顧客に対して」といった具体的場面設定を行う場合も多くあります。