ニューヨーク大学にてMBAを取得後、ボストン コンサルティングにて経営コンサルティングを修行⇒「戦略的組織開発」を提唱

| 西田徹 株式会社エデュケーション

ニューヨーク大学でMBAを取得

わたくし西田徹は、リクルートからの派遣で、ニューヨーク大学(NYU)にて経営学を学び、1993年にMBAを取得しました。当時、リクルートでは組織開発を提供する事業部に所属していたのですが、いわゆる狭義の組織開発だけでは会社は良くならず、リーダーは成長しないと感じており、組織行動学(OB)だけではなく、幅広く経営学を学びたいと思ったからです。

経営戦略へのあこがれ、そしてボストン コンサルティング入社

MBAを取得し、さらに経営戦略へのあこがれが増してゆきました。特にボストン コンサルティングが提唱した概念「PPM」に出会ったことは衝撃でした。シンプルな2つの軸で、どの事業に注力すべきであり、どの事業から撤退すべきが一瞬にして判断できるわけですから。このようなツールが日々生み出されているボストン コンサルティングで働いてみたいという夢は1996年にかない、そこで厳しくも楽しい修行の日々が始まったわけです。

私の中での「戦略的組織開発」が誕生

わたくし西田徹が気づいてきた、組織が変わらないパターンが2つあります
① 素晴らしい経営戦略を外部から与えても実行されない
② 狭義の組織開発により仲の良い組織は出来るものの、売上・利益といった成果に直結しない

これはリクルートでの組織開発の経験と、ボストン コンサルティングでの経営戦略の経験から来た私なりの結論です。

では、どうすれば良いか?現場のメンバーを内発的に動機付け、危機感とチャンスの可能性を感じてもらいます。動機付けされた彼らは自発的に戦略を作り始めます。それは100点満点で60点程度かもしれません。でも自分たちで作った戦略なので、彼らはそれを実行します。実行すれば、長所や欠点が見えてきて、戦略の精度は高まり、会社は変革を遂げます。

組織開発と戦略立案を有機的に結合した上記のメソッドが、私が「戦略的組織開発」と呼ぶものであり、私のリクルートとボストン コンサルティングの経験が生きているわけです。