Day1からDay6で構成される、研究所の活性化ワークショップのプログラムを例示します。
Day 1: 目的とビジョンの明確化
●オープニングセッション
ワークショップの目的、進行概要、期待する成果の共有
参加者自己紹介と期待値確認
●現状分析と課題認識
研究所の現状をレビュー
SWOT分析による強み、弱み、機会、脅威の特定
グループディスカッション:課題の明確化
●ビジョンの再設定
理想の研究所像を描く
グループで理想的な研究所のビジョンを作成
発表と共有
●目標設定と戦略立案
SMART目標設定フレームワークの紹介
研究所全体および各グループの戦略的な目標を設定
発表とフィードバック
●アクションプラン作成
各目標を達成するためのアクションプランを策定
アクションプランの優先順位付け
Day 2: コラボレーションとコミュニケーション
●コミュニケーションスキル強化
効果的なコミュニケーション手法(アクティブリスニング、フィードバック)
ロールプレイを通じて実践
●部門間コラボレーションの促進
研究所内のチーム間協力の重要性と課題
グループワーク:部門間の協力関係を強化するためのアイデア出し
●プロジェクトベースのコラボレーション演習
グループに分かれて、架空のプロジェクトを協力して進める
終了後、フィードバックと反省会
●コラボレーション障害の克服
コラボレーションを阻害する要因の洗い出し
問題解決のためのディスカッションとアクションアイテム作成
Day 3: イノベーションの促進
●イノベーションの定義と重要性について
創造的思考の導入
創造的思考を刺激する手法(ブレインストーミング、SCAMPER法)
グループで新しい研究テーマや技術のアイデア出し
●デザインシンキングワークショップ
デザインシンキングのプロセス(Empathy, Define, Ideate, Prototype, Test)
グループで課題を設定し、デザインシンキングを使って解決策を提案
プロトタイピングと実験
簡単なプロトタイプ作成とテスト
結果をグループで共有し、改善点を議論
●イノベーション文化の醸成
組織内でイノベーションを推進するための文化づくりについてディスカッション
具体的なアクションプランの作成
Day 4: リーダーシップとチームビルディング
●リーダーシップの重要性と効果的なリーダーシップスタイル
リーダーシップスキル強化
リーダーシップの基本スキル(意思決定、モチベーション管理、問題解決)
リーダーシップシナリオに基づくロールプレイ
●チームビルディング活動
チームの連携を強化するアウトドアまたはインドアのアクティビティ
アクティビティ終了後、学びの共有とフィードバック
●チームの強みと課題の特定
各チームの強みを活かす方法と課題解決策の模索
フィードバックセッションを通じて、改善点を洗い出す
●リーダーシップの実践演習
各グループでリーダーシップを発揮しながら課題解決に取り組む
発表とフィードバック
Day 5: 持続可能な成長とパフォーマンス管理
●組織の持続可能な成長のための戦略とは
パフォーマンス管理と目標設定
パフォーマンス管理の仕組み(OKRやKPIなど)
効果的な目標設定方法とモニタリング
●成長戦略と長期目標の策定
組織としての長期目標を設定し、各チームの役割を明確化
フィードバックとディスカッション
●リソースマネジメントと効率化
研究所のリソースを最適化するためのアプローチ
無駄を省き、効率的な運営を実現するための方法論
●持続可能なイノベーションプロセスの設計
イノベーションを持続的に実現するための仕組みづくり
アクションプラン作成
Day 6: 成果発表と次のステップ
●成果発表会
各グループによる、6日間で学んだことや作成したプランの発表
フィードバックセッション
11:30 – 12:30 | 昼食
●グループディスカッション: 次のステップ
今後の行動計画と長期的な目標に向けたステップを議論
チーム内の役割分担とフォローアップの計画
●ワークショップの振り返り
各自がワークショップ全体を振り返り、学びを共有
改善点と次回へのアイデアの洗い出し
●閉会式
主催者からのメッセージ
修了証の授与