●チームビルディングのアクティビティは以下の場合に有効です。
〇新しいチームの結成時
新たに結成されたチームやプロジェクトチームで、メンバー間の信頼関係や協力体制を早期に構築するために活用されます。
例:結成されたプロジェクトのキックオフとしてのアクティビティ。
〇部署やチーム間の連携強化
部署や部門間での連携が必要な場合、異なる部署のメンバー同士が協力する場を設け、コミュニケーションを円滑にするために使用されます。
例:部門を超えたプロジェクトの立ち上げ時。
〇組織変革や構造変革
組織再編や変革後に、役割や責任の変化に伴い、チームの新たな方向性を定め、メンバー間の協力を再構築するために実施されます。
例:新体制下での共通目標を明確にするためのワークショップ。
〇チーム内コミュニケーションの改善
チーム内のコミュニケーションに問題が生じている場合、メンバー同士の理解や意思疎通を深め、働きやすい環境を作ることを目的として行われます。
例:業務効率向上や誤解を減らすための対話促進アクティビティ。
〇プロジェクトの重要な節目
プロジェクトの開始時や重要なマイルストーンにおいて、チームが一体となって目標に向かう姿勢を強化するために活用されます。
例:キックオフミーティングやプロジェクト完了後の振り返りの場。
〇モチベーションや士気の向上
チームの士気が低下していると感じられる場面などにリフレッシュを兼ねてチームワークを再活性化させるために行われます。
例:長期プロジェクトの途中でのリフレッシュイベント。
〇リーダーシップ開発やスキル向上
チームリーダーやマネージャーのリーダーシップスキルを強化し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるために行われます。
例:リーダーシップトレーニングの一環としてのアクティビティ。
〇従業員エンゲージメント(満足度)の向上
従業員のエンゲージメントを高め、組織全体の一体感を強化するために、定期的に実施されることがあります。
例:年次イベントや企業の研修旅行など。
〇対立の解消や問題解決の促進
チーム内で対立が生じている場合や、問題解決能力を高めたい場合に、相互理解と協力を促すアクティビティとして利用されます。
例:意見の対立があるチームメンバー同士の関係改善。
〇イノベーション促進やクリエイティブ思考の育成
新しいアイデアやソリューションを必要とする場面で、メンバー間の自由な発想を促し、創造的な思考を活性化させるための活動。
例:ブレインストーミングセッションやデザインシンキングのワークショップ。
●ビジネスに落とし込む振り返りが重要
そもそもチームビルディングのワークは楽しいものであり、それを通じて仲間意識が生じます。
しかし、そこで終わってしまっては本末転倒です。振り返りが必要になります。
振り返りのポイントは「ビジネス組織に落とし込む」ことです。
例えば振り返りにおいて、「身長の順に並んだほうが良かった」という意見が出たとします。
ファシリテーターは「それは納得ですね。」といったん受け止めますが、さらに質問をします。
「今生まれた知恵を職場でのチームワークに翻訳すると、どんな言葉になりますか?」などと、
必ずビジネスに落とし込む振り返りを行います。
●具体的なアクティビティ例
弊社では下記のようなチームビルディングの様々なメニューを用意しています。
・ヘリウムリング
・フープリレー
・パイプライン
・ブランドスクエア
など